『 空が動かしたモノ 』
虹が架かる時にトキメク感情が現れるのは、私だけではなくきっと多くの方が同じだと思っている。
事実、虹がかかった時には、SNSにて写真投稿を目にする機会が多い。忙しかったり、顔を上げることを忘れていると素敵なモノを見逃してしまうこともあるので、毎日空を見ることは、私が心掛けているルーティンの一つでもある。そこで空気が澱む日があると、もちろん気にかかるのだ。せっかくであれば、毎日澄んだ空を見たいし綺麗な空気を吸いたい。
そんな単純な理由から、数年前に環境についての授業に興味を持ったり、プロジェクトチームの非常勤研究員としての活動を始めた。それは、新しい街づくりに関わる事もあり、世界中が目指すところへ向かうための動きでもあった。
様々なことが大きく変わる昨今、想像でき得る先のことを考え、時に想像を超える現実が生まれたりする。
何年先にも、この見上げれば広がる青空も、輝く星でいっぱいの夜空も、変わることなく澄んでいてほしい。近い将来には、宇宙から地球を愛でる日も訪れそうだ。その時にはガガーリンの"地球は青かった"という言葉をブラッシュアップして"地球の青は綺麗だった"と言えたらな…と妄想は膨らんでいる。
空にココロを動かされた。
今日もまた虹が架かったら、胸がトキメクに違いない。